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バタフライスツール

日本を代表する工業デザイナー、柳宗理氏が昨年末、2011年12月25日肺炎により亡くなられました。96歳でした。

柳宗理氏は、バウハウスの思想やル・コルビュジエに多大な影響を受け、その後、民芸こそ人間の原点にあたるものだと考え、工業デザイナーの道を歩みました。
家具や照明のほか、歩道橋、東名高速道路東京料金所の防音壁、札幌冬季オリンピックの聖火台など様々なデザインを世に送り出し、その業績は国内のみならず、海外からも高い評価を受けています。

彼の顔とも言える、日本家屋に合わせてデザインされた バタフライ・スツール
極限まで装飾がそぎ落とされた、2枚の成形合板の組み合わせは優雅で美しい曲線を描いています。
時代に左右されないタイムレスなデザインと実用性を兼ね備えたフォルムは、MoMAをはじめ、数々の美術館のパーマネントコレクションとなっています。

また、ティーポットをはじめとする一連の白い無地の陶器は、当初売り込みに行った先のバイヤーに、「絵付けもされていない半製品は売れない」などと突き放されましたが、その後、シンプルで親しみがあり、使うほどによく手に馴染む食器として、広く受け入れられました。


余計な装飾を排除し、道具の本当の意義を見いだし、いつまでも永く愛用することを第一に考えた柳宗理氏。
彼の作品は、世代を超えてこれからも多くの人を魅了し続けることでしょう。

心よりご冥福をお祈りいたします。


柳宗理デザインはこちら >>


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